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こじらせ日記

こじらせて生きづらい

声優オワコン

最近、女性向けのアニメやゲームのCVに声優ではなく、舞台俳優の名前をよく見かけるようになった。

こういう現状を見て、声優業界が終わるなと感じた。

そもそも何故、このような事態になってしまったのか?

少なくとも我々、声優ファンが原因を作ってしまったように思う。

 

この頃の声優は「顔が良い方が人気が出る」「顔が良くなければ売れない」という現実もある。イケメン声優やアイドル声優などといった、本人を売りにしているものも沢山ある。

 

こんな事を言うと「声優は顔じゃない」と言う人もいるだろう。

しかし、実際に声優グラビアの雑誌があったり、写真集を出す方もいる。そいうものが無くならないということは、一定数買う人がいて需要があるということだ。声優の顔が好き、という人がいなければこういったものは出ない。

また、アニメのイベントやライブなどといった本人達が出る場も多くある。その時に、キャラクターとしてではなく、本人として出演するのがほとんどだ。中には作品目当てだけでなく、声優目当てで来る客もいる。こういうイベントも需要があるから沢山行われるのだろう。円盤を売りたいからイベント行うという考え方もあるが、イベントに行きたいと思うファンが沢山いる、需要があるから円盤に付けられているのだと思う。円盤を売りたいだけなら別に特典がイベントでなくてもいいのだ。

 

話が逸れたが、それとは別に、近頃アニメやゲームが舞台化やミュージカル化されることが非常に多くなっている。いわゆる2.5次元というやつだ。人気があるのはよく分かる。自分の好きなキャラが実際に存在したらそりゃ嬉しいし、イケメンを観て癒されたり、クオリティーの高いコスプレを観ているような感覚もある。どんな楽しみ方をしているのかは人それぞれにせよ、間違いなく需要があるジャンルだ。

 よく「声優の仕事は役者ではなく声優にさせるべきだ」という意見を聞く。この意見はとても分かるし、自分も人気だけあって、声の演技が下手な役者が声優をするよりは、ちゃんとプロの声優に演じてほしいと思う。

だが、メディアに取り上げられる作品の場合だと声優本人が表に出ることになる為、メディア映えしやすい役者を使用したがるのも理解できる。

 

先ほど言った「声優は顔が良い方が人気が出る、売れる」と「声優は顔じゃない」という矛盾と葛藤が「舞台俳優を声優に使う」という結果になってしまったのではないかと思った。

顔の良い声優を探すのならば、元々顔が整っている舞台俳優を使えばいい、みたいな。

演技が上手い役者を使えば叩かれることもないし、その役者のファンも取り込むこともできる。いくらイケメン声優といってもそれは声優の中での話であって、声を売りにしている声優と自分自身を売りにしている俳優ではレベルが違うのは当然だ。

声の演技が上手くて、顔も良くて、すでに一定のファンがいて集客も心配ない、そんな人がいればその人を起用しようという話になるだろう。

なので、徐々に声優の仕事は役者に奪われていくのではないかと危惧している。もちろん全て奪われるといことは無いだろうが、すでに舞台俳優が主演で他にも複数起用されているアニメが決定しているのをみるとそう思わざるを得ない。

これが良いか悪いかは置いておいて、こういう状況になった一因を声優ファンが作ってしまったのではないだろうか。